3月13日、14日の2日間、新潟酒の陣は大盛況でした。
公式ではありませんが、約87000名内外のお客様のご来場数でした。
新潟清酒へのお客様の期待が体感できました。
新潟酒の陣におい出になるお客様から、3月12日(金)には、3組、計29名のお客様が当社に見学に来ていただけいました。
酒の陣を楽しみに、前日入りして頂いた県外からのお客様です。
とても嬉しいことです。
話は代わりますが、実は、十数年前、お福酒造に入った頃、お福酒造の酒質って淡麗なのか、悩んだことがあります。
米の旨みを充分だして、後味に米の旨みやコクを感じる酒質を出すこと、それがお福正宗の味だと、お福酒造の創業者、岸五郎の口癖だった教えられてきました。
お福正宗って「淡麗」っていえるのか、ある人から聞かれました。
「新潟淡麗」の意味は、それぞれの蔵個性の味をいかし、飲み飽きしないおいしいと感じてもらえる酒が「淡麗」なのだと自分なりに解釈しています。そう答えました。
新潟県内、各蔵により、甘口も辛口もあるでしょう、濃醇もあるでしょう、でも新潟の酒は、米を丹念に磨き、醸造技術の向上を追及してきた結果、県内各蔵傑作の自慢の酒が「新潟淡麗」という言葉に集約されるんだと思います。
皆様の新潟清酒への期待にお応えできるよう、全力で頑張っていかなければと、気持ち新たにする今日です。